弊社にはショールームがあり、お客さんがよく相談をしに来店されます。
「壁に手をやると粉がつく」「コケが生えてきた」「訪問営業にもうやらないとダメと言われた」など
皆さんいろいろなことをお聞かせくださいます。
その中でよく聞くのが「外壁と外壁の間にゴムみたいなものがあって、それがひび割れているんだよね」
というワードです。
答えはシーリングです。
シーリングは外壁と外壁の間以外にも様々な部分に使われています。
「窓回り」「外壁と軒天の取り合い」「庇回り」などです。
サイディングを使用している家にはほとんど使われています。
※一部のサイディングには、シーリングを使用していない住宅も出てきています。
シーリングには家を水の侵入から守る役割があります。
紫外線や外壁の収縮などにより劣化していき、ひび割れや欠落が起きてきます。
「シーリングにひび割れたら雨漏りの原因になるの?」
と質問がありますが、必ずしもそうではありません。
外壁の下には防水紙が施工してあり、シーリングが切れただけではすぐには雨漏りには直結しません。
ただしシーリング劣化したままずっと放置してしまうと、防水紙が傷み、雨漏りしてくる可能性が高くなってきます。
そうなってくると塗装できずに、張り替えなどの工事が必要になる恐れがあります。
ご自身でサイディング外壁の状態を確認するときには、
①外壁に粉がつく(チョーキング現調)
②退色(色褪せや艶引き)
③藻・コケの付着
も確認事項に入れてほしいですが、一番見てほしいのは
④シーリングの劣化(目地シーリング・窓廻りシーリングなど)
です。
もしご自身で判断がつかない場合は弊社までご相談くださいね!!!