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2022/11/2

【注意】外壁や屋根の表面!膨れていませんか?

   \こんにちは!/

突然ですが、お宅の外壁や屋根
プクプクしていませんか??

何を隠そう、コレ、築40年以上経過した
私の実家のスレート屋根の工事前画像です。

コンスタントに塗装を行い、前回は10年前に塗装しました。
(当時の色は、遮熱効果を期待した「白」だそうです)

 

まるで焼きあがった薄焼きお煎餅のような膨らみで、
指で押すと、難なく凹んだり、はぜるようにつぶれる膨らみです。

塗装から数年後、久々に屋根を確認すると、屋根一面に膨らみが大発生していたと言います。
これは何だろう?
わからないまま放置。時期になり、今回の塗装を計画しました。

上の画像は、今回の高圧洗浄した後のモノになります。
(みどり色は20年前の色で、屋根材の色です。)
トルネード洗浄(強めの高圧洗浄)でプクプクを全撤去!

(…できたら良かったですが、そんな簡単な話ではなさそうです。ケレン作業も必要です)

この膨らみ、、、要は、お察しの通り、
「前回の屋根塗装を失敗していた」という事なんです。

塗膜が膨れる原因として、考えられる事はいくつかあるそうで

①当時の工事業者さんが、下塗り材の乾燥が充分でないのに工事を急いだ為か?
お構いなしに上塗り塗装をじゃんじゃん塗り進め、太陽光の熱があたり、
下塗り材が揮発して上塗りを持ち上げて膨れの原因になった。
または

②下塗りがちゃんと塗られていなかったため、
塗られていない部分から発生した空気、水蒸気が上塗り材を押し上げた。
他、
③旧塗膜がしっかり洗浄されていない
④洗浄か雨かで下地が多少濡れていたのに、ガンガン塗った などなど…。

素人じゃあるまいし、そんな雑な事をされたとは考えたくないですが、
膨れた塗膜が、何かしらの経験不足を物語っていますよね…。


こんな状態を、もし見つけたらどんなに塗ったばかりで大丈夫と思っても
放置は厳禁です!(切実)うちのようにならないでください(泣笑)

なぜなら、塗装の役割である「防水」「紫外線から守る」ことを
膨れた塗膜にはできないからです。
屋根を、穴だらけの服(?)で野ざらしにした事になるのです。

塗装に携わるお仕事をしているのに、
まさか実家の屋根や、外壁がこんなに膨れているとは…
パッと見わからない部分もありますが、大変悲しい事態です。

皆さん、塗膜の膨らみを侮るべからずです。

 

インスタw50